新高3が1月に受験勉強を始めているべき7つの理由

高3の1月は、本来なら受験勉強がすでに本格化している時期です。
もしまだ動けていないなら、それは“遅れ”ではなく「今が最後の巻き返しのチャンス」。
ここからの3ヶ月の行動が、合否を大きく変えます。


目次

① 志望校の確定と「受験方式」は高3前に決まるから

受験は「何を受けるか」で勝負の7割が決まります。

  • 国公立か私立か
  • 併願の組み合わせ
  • 配点の比重(英語重視・数学重視など)
  • 科目数
  • 合否で何が重視されるのか

特に国公立は配点と必要科目が複雑。
高3夏からこれを理解し始めても、対策が間に合いません。

また、
総合型選抜・学校推薦型選抜は高2のうちから評定や活動歴を整える必要があります。

「受験方式の決定=勉強の方向性の決定」。
だからこそ、1月から動く価値があるのです。


② 英検の必要級・必要スコアは“高3前”に揃えておくべきだから

明治・青学・立教・中央など
英検利用が主流の大学では、2級〜準1級を“高3夏まで”に取るのが合格の近道です。

なぜか?

高3の秋は
✔ 過去問演習
✔ 共通テスト対策
✔ 私大演習
と受験勉強がピークに。

英検の勉強をしている余裕はほぼありません。

だからこそ、
英検対策は新高3の春までが勝負。

英検を武器にするかどうかで、
合格可能性が大きく変わります。


③ 過去問に触れ“現状把握”をする必要があるから

高3の受験勉強の第一歩は
「自分の現在地」を知ること。

  • 共通テストの形式に慣れる
  • 英語の語彙・読む速さ
  • 数学の典型問題の完成度
  • 理科・社会の理解の深さ

これらは1月〜3月に可視化できれば、
改善スピードが高3の夏から格段に変わります。


④ 学校の進度では“受験に間に合わない科目”があるから

多くの高校では、
高3秋〜冬まで授業が終わりません。

とくに遅れやすい科目:

  • 数学Ⅲ
  • 化学(有機・高分子)
  • 古文(文法項目未習)
  • 世界史・日本史

つまり、
学校だけに任せていると演習期が取れなくなる。

1月〜3月に“先取り”しておくことで、
高3夏以降に過去問演習へスムーズに移れます。


⑤ 部活生は「前提準備」をしないと伸ばす時間が取れないから

部活を引退してから本気を出す!
……では遅いのが大学受験。

  • 部活生の夏以降の伸びは“高3春までの準備量”がすべて
  • 引退後の時間を「勉強に使える体」にしておく必要がある
  • いきなり10時間勉強はできない

だからこそ、
今のうちに勉強習慣を作ることが、夏以降の伸びを決定づける。


⑥ 学習時間の“習慣化”には最低3ヶ月必要だから

受験生は
やるべきことが分かっていても、行動が伴わない生徒が非常に多い。

その最大の理由は
“習慣が作れていないこと”。

  • 集中力の持続
  • 勉強リズム
  • 睡眠
  • スマホとの距離

これらは1週間で改善しません。
最低でも3ヶ月必要。

だからこそ、
1月に始めると、4月には“受験モードの身体”が完成します。


⑦ 推薦型入試(総合型・学校推薦型)の選択肢が広がるから

準備が早いほど
「推薦」という第2の合格ルートを確保できます。

  • 文章力
  • 活動歴
  • 面接準備
  • 志望理由

これらは急ごしらえでは形になりません。

早くから動けば
一般入試と推薦入試の両方を武器にできる。

受験の不安が減り、精神的にも安定します。


■まとめ

大学受験は、残された時間をどう使うかで結果が大きく変わります。
しかし、受験生ひとりひとりの現在地は異なり、必要な学習も全く違います。

THE DOORでは、生徒の状況・志望校・得意・苦手を丁寧に分析し、
「行きたい大学に最短で向かうルート」 を共に設計します。

いま不安がある生徒でも、部活で十分な勉強時間が取れなかった生徒でも、
今日から“受験生としてのスタート”を切れる環境と習慣づくりをサポートします。

この1月から、正しい方向へ歩き始めること。
それが、1年後の大きな差につながります。
THE DOORは、その第一歩を全力で支えます。

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