英検特集|大学受験の必須アイテム 入試で差をつける英検戦略

大学入試において、**英検(実用英語技能検定)**は
単なる資格ではなく、志望校合格のための“戦略ツール” になっています。

THE DOORでは、「英検をどう勉強するか」だけでなく
👉 「英検をどう活かして志望校に合格するか」
に重点を置いた対策を提供しています。

大学ごとの活用方式、必要スコア、逆算計画まで
“大学入試のための英検” を体系的に整理した特集ページです。


目次

🟦【第1部】英検を大学入試で使うには?(総論)

英検を受けること自体が目的ではなく、
「いつ」「どの級を」「どんな戦略で」取るか が最も重要です。

🎓 英検活用の主な3パターン

  1. 加点方式
     一定スコアで英語の得点に+〇点
  2. 得点換算方式(みなし満点)
     英語の試験点 = 英検のスコアに置き換え
     → 実質的に英語免除
  3. 出願資格方式
     一定スコアを満たすと出願できる(準1級に多い)

🏫 代表的な活用例(総論)

  • 上智 … 英検・TEAPの影響力が大
  • 立教 … 文学部以外でCSEスコア利用
  • 青山学院 … みなし満点方式が大きな特徴
  • 明治・法政 … 加点が強い
  • 四工大(芝浦工大など) … 英語の負担が軽減
  • 国公立(千葉大・茨城大ほか) … 一部推薦・加点

※ 詳細は大学別ページで解説(後半にリンク

🧭英検はいつ・何を取るべきか?逆算ロードマップ

英検は、
「何級を持っているか」よりも「いつ・どのスコアを取ったか」 によって、
大学入試での価値が大きく変わります。

特に、

  • 外部試験利用が前提となる私立大学
  • 英語の個別試験を免除・軽減できる大学

では、英検を早めに仕上げておくことが受験全体の戦略を左右します。

■ 英検は「合格」ではなく「スコア(CSE)」で考える

大学入試で評価されるのは、
単なる合格ではなく CSEスコアに基づくCEFRレベル です。

  • 2級 → B1
  • 準1級 → B2
  • 1級 → C

同じ級に合格していても、スコアによって評価は大きく異なります。
そのため、「いつまでに、どのレベルのスコアを確保するか」 を逆算して考える必要があります。

■ タイプ別|英検の基本戦略

  • 英語を武器にする受験生
     → 高2で準1級合格、もしくはB2相当のスコアを確保
     → 高3ではスコア更新や上位校対策に集中
  • 英語が苦手な受験生・理系の受験生
     → 高3夏までに2級(B1)を安定させる
     → 以降は他科目に学習時間を集中

英検を「どこまでやるか」を早めに決めることで、
他科目の学習効率が大きく向上します。

■ 出願ギリギリに間に合わせるラインと、理想的な取得時期

S-CBTを利用すれば、
12月の英検受験でも出願に間に合う大学は多く存在します。

ただし、
出願直前まで英検対策を引きずると、
他科目の仕上げに大きな負担がかかります。

そのため、
理想は「高3夏までに英検を一度完成させる」こと
これにより、秋以降は受験科目全体に集中することができます。

■ 詳細な時期別・大学別の戦略について

高1〜高3の時期別ロードマップや、
英語得意型・苦手型・理系型それぞれの具体的な進め方については、
別記事で詳しく解説しています。

▶ 英検はいつ・何を取るべきか?逆算ロードマップ(詳細版)


🟧【第2部】英検 設問別・技能別 対策(THE DOORオリジナル教材)

英検で得点を伸ばすためには、
設問形式ごとの“クセ”を理解したうえで、技能別に演習することが最も効果的です。

THE DOORでは、大学入試で中心となる 2級・準1級レベル に特化し、
ライティング・スピーキングだけでなく、
空所補充、内容一致、リスニング、要約などの
設問別・技能別対策を体系的にまとめています。

また、多くの受験生がつまずきやすいポイントを踏まえた
オリジナル教材 も公開しており、
「読めるのに点が取れない」「書けるけれど理由が弱い」
といった課題の解消に役立てることができます。

🎤 ライティング&スピーキング頻出20テーマ

意見を持つ → 理由を出す → 英文を書く
という一連の流れを20テーマで練習できます。

【①】20テーマ一覧

カテゴリ別で整理された頻出テーマリスト。まずは賛否を考える練習から。

▶ 記事を読む

【②】理由例をチェック

賛成・反対それぞれの理由例を20テーマ分収録。自分の意見と比べてみよう!

▶ 記事を読む

【③】模範解答+語彙集

実際に書いてみる練習。2級と準1級の模範解答と関連語彙をセットで掲載!

▶ 記事を読む


🟪【第3部】大学別|英検利用 徹底戦略

“大学入試のための英検” を最も活かすために、
大学ごとの方式・必要スコア・逆算ルートを詳しくまとめています。

🎓 上智大学 × 英検 × TEAP

上智は全国でも珍しい “全学部が同じ外部試験方式で戦う大学”
一見シンプルに見える制度ですが、

  • TEAP利用方式
  • 英検(CEFR換算)による加点
  • 共テ利用方式(みなし得点)
    が全学部横断で採用され、方式選びがそのまま合否に直結する のが最大の特徴です。

英検は準1級(B2)で+20点、1級(C1/C2)で+30点という明確な効果があり、
併願校対策の軸としても必須。
一方で 上智の本丸はTEAP利用方式
最終的にどちらで勝つべきかは受験生の相性によって大きく変わります。

THE DOORの記事では、

  • 英検とTEAPの“相性”による最適ルート
  • CEFRで決まる加点の仕組み
  • 高1〜高3の逆算スケジュール

「上智は英語外部試験で戦う大学」 という本質を踏まえた、他にはない上智攻略戦略です。

上智対策の記事を読む

🎓 早慶の英検利用

  • 外部試験利用は限定的
  • どの方式でどの程度評価されるか
  • 「早慶本命 × 英検でMARCH確保」戦略

▶ 記事を読む(制作中)


🎓 立教大学|文学部以外CSE利用の徹底解説

  • 全学部のCSE基準
  • 特に文学部以外は英検利用が事実上のメイン
  • 高2でCSEを満たせば受験戦略が激変
  • 青学・明学・武蔵との併願配置

▶ 記事を読む(制作中)


🎓 GMARCH(立教以外)の英検利用まとめ

  • 青山学院:みなし満点の破壊力
  • 明治:加点幅が大きい
  • 法政:+20点の効果
  • 中央:法学部で英検の恩恵が大
  • 学習院:バランス型の利用制度

▶ 記事を読む(制作中)


🎓 理系私大(芝浦工大・都市大ほか)

  • 理系こそ英検で英語の負担を下げられる
  • 四工大の英語方式まとめ
  • 数学・物理に時間を回すための英検活用

▶ 記事を読む(制作中)


🎓 併願対策|英検を確定点にする戦略

  • 準1級があると”押さえ”が強くなる大学
  • CSE基準で滑り止めを確保する方法
  • 英語を確定点にし、国語・選択科目へ時間を回す
  • スコア別の最適併願セット

▶ 記事を読む(制作中)

🖋 執筆者プロフィール

Mami(英語科講師)
『学びエイド』英語鉄人講師。大手予備校や進学塾で多くの大学受験生に英語授業や進路指導を行ってきたほか、参考書の執筆や映像授業の撮影にも携わる。
特に、過去問分析に基づく戦略的な得点力アップ指導や、平易かつ整った英文によるライティング指導を得意とし、多くの受験生の添削を担当してきた経験から、間違いやすいポイントや典型的なエラーに精通している。


🎯 THE DOORの英検対策講座

大学入試において、英検はもはや“資格”ではなく“武器”!
THE DOORでは、英検2級・準1級対策を通じて、
✅ 入試で有利になるスコア獲得
✅ スピーキング・ライティングといったアウトプット力の強化
をめざした実践的な授業を行っています。

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